Gazami目線〜タッピング内部〜
こんにちは。Gazamiです。
まだまだ見習い新米社員Gazamiです。
と、しっかりメンションした上で、、、
今日は、タッピングの内部検査について。
写真のような小さなタップタイトも、ネジ部や心部の硬度、ただひたすら硬ければ良いというわけでは勿論ありません。
初回投稿の心棒と同じく、ボキッと折れたら困る、でもネジ山は硬くないとしっかり入ってくれない。
熱処理において、そのようにキチンと処理されているか、
表面検査に続き、内部の検査、、 の前に、検査出来るように正確に断面にする必要があります。
頭部を切断し、こちらをまず埋め込みます。埋め込んだものをきっちり半分の断面が出るよう削ります。
↓(写真のタップタイトは3×8のモノ)↓
削る際に熱が発生しないように、や、各種磨きなど色々細かくはありますが、数々の工程を経て、ようやくマイクロビッカースで検査開始です!
↓下の写真は、頭部切断しないで埋め込んだモノ(3×12)
断面って、とても興味深く、オモシロイ!
他にも切断し埋め込んで検査するものは沢山あります。
写真は今回はありませんが、大先輩の作成する検査用埋込は、もはや芸術作品!
↓こちらは横断面
これらを外径から心部まで、100分の5㎜単位で硬度を調べていきます。
なんと❗️よく出来ているワケです。
当たり前に使っていたこんな小さなモノまで、ちゃんと考え抜かれて設計され、製造され、熱処理が加えられ・・・ そして、世に出てしっかり役割を果たす!
メイドインジャパンの多くの製品が、格段に優れているワケです❗️
これまた素晴らしい。。
と、私はウキウキした次第で御座います😀
ではまた!