32GT-R復活(エアフロ不具合)其の1

 2024年の夏頃から、私の愛車に異変が現れ始めました。シフトアップ後の加速不良や、突然のエンジン停止といった症状が出始めたのです。加速不良程度であればまだしも、走行中の突然のエンジン停止は、本当に恐ろしい体験でした。
 走行中にエンジンが停止すると、一体何が起こるかご存知でしょうか?ハンドル操作は極端に重くなり、ブレーキもほとんど効かなくなります。つまり、ハンドルを回すのも、ブレーキを踏むのも、普段では考えられないほどの力が必要になるのです。幸い、突然のエンジン停止は2度経験しましたが、いずれも事故には至りませんでした。
 原因を突き止めるため、日頃からお世話になっているプロストックレーシングさんに愛車を持ち込み、詳しく調べてもらうことにしました。しかし、電気系統やO2センサーには異常が見当たらず、エアフロメーターの電圧に問題があることが判明しました。ところが、純正部品のエアフロメーター(MAX 450PS)はニスモヘリテージから入手可能であるものの、私の愛車に搭載されているニスモ仕様のエアフロメーター(MAX 775PS)は、すでに生産が終了しているとのことでした。
 困り果てていたところ、プロストックレーシングさんが、手持ちのニスモ仕様エアフロメーター(ただし、電圧に問題あり)を専門の電装修理業者に修理を依頼してくれることになりました。そして1週間後、修理が完了したエアフロメーターが入庫したとの連絡を受けたのです。・・・(続きは其の2へ)

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